クラブ概要
ロータリークラブとは
ロータリーは、非政治的、非宗教的な組織で1905年創立されました。世界中の事業および専門職務のリーダーからなる世界規模のもので、人道的奉仕活動を行い、それぞれの職業における高い道徳基準を奨励し、世界中で親善や平和を築くために活動しています。
およそ118万人のロータリアンが、200カ国に所在する35,000以上のロータリークラブに所属しています。(国内では約86,000人、2,246クラブ)
ロータリークラブの会員は、地域社会の事業や専門職務に従事する人々を代表しており、あらゆる文化、人種、信条に開かれています。また、世界中のロータリークラブは毎週例会を行います。ロータリー財団は、国際的な人道的奉仕プログラムや教育的・文化的交流を通じて、世界の理解を推進する非営利法人であり、ロータリアンおよびより良い世界ビジョンを分かち合うその他の人々からの自発的寄付によって支えられています。
1917年以来、財団は人道的および教育的補助金として米貨30億ドル以上を授与し、各地の地元ロータリークラブや地区によって生かされ、管理されてきました。
ロータリークラブは何をするのか
ロータリーの標語である「超我の奉仕」は、地域社会や職場、および世界中を通じてロータリーの目的を反映しています。ロータリーは、今日の緊急問題に取り組む社会奉仕プロジェクトを開発しています。
また、青少年のためのプログラム、学生や教員、他の社会人のための教育機関や国際交流のプログラム、職業開発プログラムなども支援しています。
ここにロータリーの中心的活動分野を
いくつかご紹介しましょう。
ポリオ撲滅
1985年、ロータリーの会員はポリオのない世界を実現することを誓いました。ポリオ撲滅に対する30年にわたる取り組みは、現在までで民間部門支援による最大規模の世界的保健推進活動となっています。
25億人以上の世界中の子供たちに予防接種を与えるため、ロータリーは既に米貨17億ドルを寄付し、無数のボランティア活動を行ってきました。今日、世界のポリオ患者数は数百人となり、年間35万人以上の子供が身体麻痺に冒されていた1988年と比べ99.9パーセント減少しました。
国際教育
ロータリーは、民間における国際奨学金の資金源としては世界最大です。毎年1,000人近い大学生が、他国に留学するためにロータリーの奨学金を受けています。また、各地のロータリークラブは高校生の交換プログラムも行っており、 毎年8,000人近い高校生を3ヶ月から1年外国に留学させています。
平 和
平和は「人」から始まると考えるロータリーは、平和フェローシップ(奨学金)を通じて、世界平和と紛争予防の担い手となる人材を育て、平和推進者の世界的ネットワークを築いています。
毎年、世界中から選ばれる最高100人のフェローが、ロータリー平和センター提携大学で学びます。創設から10年あまりで、平和構築の分野のキャリアを志す1,000人以上の人材を輩出してきました。その多くは、国連や世界銀行といった国際機関や草の根のNGOでリーダーシップを発揮し、より平和な世界を築くために活躍しています。
識字率向上
ロータリークラブは、世界中で非識字に対する戦いに取り組んでいます。その一例として、タイのロータリー識字率向上プログラムがあります。この取り組みにより退学者が激減し、その結果タイ政府により国内すべての学校でこのプログラムが採用されました。
職業奉仕
ロータリーでは、あらゆる有用な職業を奉仕活動の実践の機会と考えています。
そして、実践にあたっては、以下に掲げる「職業宣言」に忠実であることが求められています。
職業宣言
職業も奉仕の一つの機会とみること。
職業の倫理的規範、国の法律、地域社会の道徳規準を、名実ともに遵守すること。自己の職業そのものの品位を保ち、自ら選んだ職業において、最高度の倫理的基準を推進すべく全力を尽くすこと。雇主、従業員、同僚、同業者、顧客、公衆、その他事業または専門職上関係を持つ全ての人々に対して、ひとしく公正であること。
社会に有用なすべての職業に対し、当然それに伴うべき名誉と敬意を表すこと。
自己の職業上の手腕を捧げて、青少年に機会を開き、救済を必要とする人々のニーズに応え、地域社会の生活の質を高めること。広告に際し、また自己の事業または専門職務に関して、これを世に問うにあたっては、正直であること。
事業または専門職務上の関係において、通常でない便宜や特典を、同僚ロータリアンに求めず、また与えないこと。
(注)この邦訳は、国際ロータリーが1989年正式に認証し公式出版物等に採用されている訳文と些かに異なります。原文のニュアンス等考え合わせ、当クラブに於いて修正した訳文です。
更に、この「職業宣言」を信条とし、次に紹介する「四つのテスト」に言行を照らし行動すること。
真実かどうか
みんなに公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか
クラブの沿革と概要
当クラブは、東京城北ロータリークラブをスポンサーとして、東京都練馬区のうち都道補助134号線以西の区域割譲を受け、昭和60年4月5日、当時のガバナー事務所(大泉クラフトハウス2F)において第一回結成グループ会議、4月15日第一回仮クラブ例会を開催、同年6月10日赤坂東急ホテル14F「金の間」において創立総会を執り行いました。
創立会員は20名で、昭和61年1月18日(土)国立劇場において認証状伝達式を開催、歌舞伎の催しものは「天竺徳兵衛噺」、歌舞伎十八番内「嫐」、「其往昔恋江戸染」-八百屋お七-等で、東京西ロータリークラブの藤山一郎氏にソングリーダーをお願いしました。
登録者総数は1286名を数えましたが、中でも当時の第263地区大月ロータリークラブが、家族親睦をかねた観劇移動例会として登録してくれたのが印象に残っています。
当クラブは、ロータリーの本道である地域密着型クラブとして発足いたしましたが、たとえ郊外の小さなクラブであったとしても、会員一人一人がたえず人生を考え、何かを学ぼうとする姿勢を失わずにいるという伝統は今日でも失われていない、というところに将来への限りない希望を見出すことができます。
周年記念事業
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記念シンポジウム
「私たちが決める明日の練馬」家族と地域を結ぶ絆を求めて
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東京練馬西ロータリーの森林(もり)
群馬県伊香保・榛名湖の北西2kmに落葉松林約3.3ha育林に参画
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東京練馬中央ロータリークラブを結成
国立劇場にて加盟認証状伝達式を挙行
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記念シンポジウム
「はばたけ、世界へ」-留学で見つけた新しい自分
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買い物袋(オリジナル)持参運動
環境保全活動の一端として
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「ビオトープ池創設」 練馬区立高松小学校 練馬区立立野小学校
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記念講演会開催
「私のルーツ・家族の風景」神津カンナ氏 練馬区立立野小学校に於いて
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「宇宙から考えよう!地球・環境・エネルギー」中村浩美氏
練馬区立高松小学校に於いて
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記念講演会開催
「三浦雄一郎流の生きがい健康術-メタボでもエベレストに登山した理由-」
三浦雄一郎氏 -
わんぱく相撲用マット土俵寄贈
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AED寄贈 練馬区立関町図書館 練馬区立南大泉図書館
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記念講演会開催
「子供たちの未来へ希望を」宇宙・人・夢をつなぐ
山崎直子 宇宙飛行士 -
気球から見た地球 -子供たちが気球にビデオカメラを取り付けて
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夏休み「子ども自然教室」(練馬区立豊渓小学校)
藤原淳一先生、吉田峰規先生