「「陰謀論」という名の欧米の戦略」
卓話者:本橋 興彦 会員
イニシエーション・スピーチ
当初、イニシエーション・スピーチをというお話でしたが、「イニシエーション・スピーチをしていないという会員」というブランドとしたいので、今回は、通常の卓話とします。また、イニシエーションとは、「通過儀礼」(AIによる概要)ですので、していないとすると問題がありますし、イニシエーション・スピーチの意味は、新規会員の人柄を知るという意味もあると思いますので、「今更」だと思います。今回のおはなしも「Who I am」を示すもの、つまり、「陰謀論を話す」というのも私の個性を示すものなので、イニシエーション・スピーチの一部を構成しているとも考えられます。
「陰謀」「陰謀論」のイメージ
「謀略」「調略」と同様で、いいイメージはないと思います。私の生業であります学校法人の経営と公認会計士業は、いずれも「知的レベルの向上に資する」という共通項があると思っています。「インテリジェンスの向上」と言いたいのですが、「インテリジェンス」とは、スパイ行為のようにも一般的に使われるようなので、使用が難しいなと思っています。「陰謀」もその「インテリジェンス」の一環であると考えています。
「陰謀」「陰謀論」と聞くと
「フリーメーソン?」と思われるかもしれません。この「フリーメーソン」というキーワードは、戦前から使われているようです。山本五十六などと関連付けられた文献も見られます。近年、フリーメーソンの話題が上がることも第二次世界大戦の前に似た状況なのかもしれないと危惧します。
地政学と関連付けて考えても、当初トランプがロシア寄りの政策を考え、実際に行動していたが、近年は、ウクライナに武器を売却することを約束するなど、政策を転換していることも「陰謀」と関連しているように思います。軍産複合体(≒軍需産業の利権)との関連も疑われます。武器商人は、いずれの勢力にも武器を売っているというようなことは、スターウォーズのエピソード8にも描かれています。世界が平和になりすぎては、困る勢力があるわけです。
ローマ・カトリックとプロテスタントの争いとも関連があるようにも思います。私は、キリスト教というと一つの宗教のように思っていましたが、カトリックとプロテスタントは、まったく別のもので、対立構造にあるということを知りました。それは、ハワイの教会で結婚式を挙げたのですが、その際に牧師さんから、これからはできるだけ教会でお祈りをするようにと言われ、妻がカトリックの短大に通っていたことから、そこでもいいかと聞いたところ、最初はかまわないが、プロテスタント教会に行くように言われたのが印象的でした。最初にカトリックから独立したのは、ヘンリー8世が、離婚をするために英国国教会を最初に作ったことです。そのため、母がバチカン市国に行った際に見た地球儀に足がついているオブジェの説明を受けたこととして、足の下は、イギリスということです。いまだにイギリスの独立を恨んでいる構図があるのだと理解できます。
始まる前に欧米を一緒くたんにしている題名からして間違えというご指摘を頂きましたが、これは確かにその通りです。豊臣家と徳川家康の争いで、徳川方が、大坂冬の陣を終わらせたといわれている大阪城の淀君の部屋に打ち込んだ大砲も、幕末の戊辰戦争で、薩長軍が使った大砲もイギリス製で、対する豊臣家と幕府軍は、フランス等の軍事顧問などがついていたという話があります。これは、NHKで放映したことなので、かなり確度の高い話です。江戸幕府は、イギリス製の大砲で樹立され、イギリス製の大砲で終焉を迎えたとも考えられると思います。このことからも英国とそこから独立したアメリカ合衆国など、様々な勢力から構成されていることが分かります。
WGIP(War Guilt Information Program)も「陰謀」の一つだと思います。これは、第二次世界大戦後、GHQが日本の統治政策で、日本国民の再教育としてなされた(あるいは、なされ続けている)政策です。これは、イラク戦争後にアメリカ寄りの政府などを樹立することは、近年の放送でもはっきりと言われていることで、戦勝国が、自らに有利な政策を打つのは当然だと理解できます。 最近の「石破さん辞めるな」も「陰謀」と関連付けて考えることもできると思います。(石破さんが、クリスチャン(プロテスタント)であることと関係があるのでは、と考えています。)
ちなみに最近の参議院議員選挙でも、「陰謀論」のような言葉が話題になりましたが、全く特定の政党とは関係ありません。
「陰謀」の定義
このように考えると「陰謀」というものは、(説明の時のものに少し修正が入りますが、) 「自分あるいは自分の所属する団体(国、宗派、政党等)ために、自らの目的を隠して、事実に反する、あるいは、事実を誇張する情報を流すことや政策を行わせ、自らの目的を達成しようとする行動」と定義できると思います。
そのように考えると「陰謀」というのは、相手に対して自らの立場を有利にする戦略であるともいえます。身近で考えると、生徒が自分たちのグループが有利になるよう周りの友達にうそや事実を誇張するような行動をとる場合があるかと思いますが、それも「陰謀」と考えられ、その行動をとるのは、人間の持った性質でもあると思います。
「陰謀論」とは、陰謀の目的に気が付いた人を変人扱いして、その意図をさらに隠ぺいする言葉となり得ると考えます。
「陰謀」にだまされないために
騙されないために、どうすればいいか。これが一番大切になりますが、世の中の情報は玉石混合です。嘘のような本当、本当のような嘘。これを見抜くことが大切になります。これは、公認会計士の業務である監査にも通じるものがあります。
・直接自分の目で確かめる
・自分で直接本人に確認する。利害関係者以外に確認する。
・多角的にみる、かんがえる。(ネットだけ、テレビだけ、周りの人だけでは偏る)
・理論的に考える。
・良く寝る?
ワクチンについてもいろいろな考え方の方がいますが、私は身の回りの人から直接その話を聞いて、考えています。聞いた人の親など、一次情報だけでも、接種後にお亡くなりになったり、生死をさまよった例を多く聞いています。
皆様の会社や所属する組織
皆様の会社等を考えて、以下の項目に当てはまるかを考えてみてください。
・マニュアルを整備して、きちんと守らせている。
・業務の申請・承認を適切に行っている。
・意思決定は、取締役会などの適切な機関で行っている。
・発生したことを記録するため文書化している。
・通常のルートから外れないようにする。
じつは、これは「サボタージュマニュアル」と言って、第二次大戦の中に米国の諜報機関(CIAの前身)が、敵国を弱らせるに作成したものと言われています。 これも、ネットで検索するとSAPやアメリカのクラウドサービスのHPに引用されているので、ネット企業による「陰謀」かもしれません。
【番外編】
卓話の後、加藤幸男さんとすれ違ったので、感想をお聞きしたところ、「バチカン市国(ローマカトリック)が、軍需産業の株を大量に保有している事実を伝えた方がインパクトがあったかもね」とコメントを頂いたので、確かにそうだと思い、週報で加筆します。
ご清聴ありがとうございました。
卓話公開日 2025年 7月28日